てかさー、最近マジでニュース見るたびに病むんだけど。テレビもネットも「クマ出没!」「過去最悪の被害!」とかばっかりで、うちら完全に世紀の大悪党扱いじゃん?人間のみなさんがビビる気持ちは超分かるよ?分かるんだけどさ、こっちだって別に好き好んで街まで遠征しに行ってるわけじゃないし、ぶっちゃけ「そっちの都合でこうなってるんだけど!?」って言いたいこと山ほどあるわけ。だからちょっと今から、アラサー女子グマのガチのホンネを愚痴らせて。そもそもさ、うちらの主食のどんぐりとか木の実が、最近の山の異常気象のせいでマジで実ってないのね。こっちは冬眠に向けて「ちゃんと脂肪蓄えて自分磨きしなきゃ!」って必死なわけじゃん?なのに山をどんだけ歩いても食べものゼロ。これガチで死活問題で、このままだと冬を越せずに死ぬわ…って極限状態のときに、ふと遠くから信じられないくらい良い匂いがしてくるわけ。それが人間のいる街なわけよ。でさ、昔はお互いの間に「里山」っていう、なんて言うの?暗黙のルール的なプライベートスペースの境界線があったじゃん。うちらも「あそこから先は人間のエリアだから入ったらマジでヤバい」って先輩クマから教わって育ってきたのね。でもさ、最近その境界線、完全に放置されてない?人間が減って高齢化して、だれも使ってない畑とかが草ボサボサの荒れ地になってるから、こっちとしては「あ、ここ隠れて歩きやすい神ルートじゃん」ってなっちゃうの。しかも、その先に行くと、誰も収穫しないで放置されてる激ウマな柿とか栗とか、ご褒美レベルの生ゴミとか、最高のスイーツのハチミツとかが溢れてるわけ。これさ、ダイエット中の女子の前に高級ケーキバイキングを無料開放してるようなもんでしょ?森が勝手に街まで地続きになってて、美味しいものが置いてあったら、そりゃ足が向いちゃうって。それに、昔の人間、特に猟師さんとかマジで怖かったの。気配がしただけで毛が逆立つレベルだったんだけど、今のうちらの世代って、街に降りても人間たちがスマホ向けてキャーキャー言ってるだけで、撃ってくるわけでもないじゃん?だから「え、人間って実は全然怖くないしチョロくね?」って気づいちゃったんだよね。怖くない生き物がたくさんいて、美味しいご飯がタダで手に入る場所。そりゃ一度味を占めたら、山のご飯がない生活に戻るなんて無理に決まってる。うちらだって別に人間を襲ってニュースになりたいわけじゃないの。ただ、明日を生きるために本能で必死に冬眠準備をしてるだけ。だからさ、もし共存したいなら、とりあえずゴミは絶対外に放置しないで鍵付きのボックスに入れるとか、庭の果実は早めに収穫して食べないなら木を切るとか、草むらをちゃんと刈って見通しよくして「ここからは人間のエリア!」ってアピールしてほしい。お互い適度なディスタンスを保って、それぞれの場所で機嫌よく暮らそうよ。山の環境が良くなれば、うちらだってわざわざ命の危険を冒してまで、人間の街に遠征しに行かないからさ。※あくまで個人の偏見です。