スマスロ北斗で5万溶かした私、隣の万枚男にサイゼでパスタを奢られ無言で脱出する。
こんにちは、パチスロで財布も心も世紀末を迎えたアラサー女子です。
1. 北斗の拳で私の財布が「アミバ」になった話
仕事休みの今日。
朝イチから意気揚々とホールへ向かい、座ったのは大好きな「スマスロ北斗の拳」。
「今日こそは北斗揃いから無想転生バトルに入れて、万枚出すぞ!」
そんな妄想をしていた時期が私にもありました。
結果から言います。
投資:50,000円
回収:0枚
中段チェリーは仕事しない、やっと当たっても単発(救世主ステージ即落ち)、天井手前で謎当たりからの湯気(白オーラ)。
気づけば財布から諭吉が5人、煙のように消え去っていました。脳内で「お前はもう死んでいる」という幻聴がリピート再生されます。完全にアミバ状態です。
2. 隣の「ケンシロウ」が話しかけてきた
私が下を向いて涙目でレバーを叩いていた時、隣の台は大変なことになっていました。
お隣の20代後半くらいのシュッとしたお兄さん。早い段階で無想転生にぶち込み、画面はすでにピカピカの「BATTLE 30超え」。
私が5万円目をサンドに入れた瞬間、隣から「あちゃー…」という声が。
「それ、キツいっすね。僕の台、設定6っぽいんで良ければこれ終わったら譲りましょうか?」
…え?
話しかけてきた。しかもめちゃくちゃ勝ってる余裕の笑顔。
私の心の中のジャギが「俺の胸の傷を見よ!」と暴れそうになりましたが、そこは大人なので「いえ、もうお金ないんで大丈夫です…」と力なく微笑むのが精一杯でした。
結局、私の台は全ノマレ。
立ち上がって帰ろうとした瞬間、お兄さんがサッと自分の台のドル箱(というかスマスロだからデータランプ)を確認して、私を追いかけてきたのです。
「あの!もし良かったら、この後ご飯行きません?僕今日めちゃくちゃ勝ったんで、愚痴聞きますよ!」
3. 高級レストラン(サイゼリヤ)での世紀末パスタ
ぶっちゃけ、めちゃくちゃ怪しい。
でも、5万円を失った私の脳はバグっていました。
「タダでご飯が食べられるなら、少しでもマイナスを補填できるのでは…?」
そんなクズ思考が働き、ついて行くことに。
万枚近く出しているであろう彼が連れて行ってくれたのは、なんと駅前の「サイゼリヤ」でした。
(心の中の突っ込み:万枚出してサイゼかーーい!!!)
でも、今の私にはサイゼリヤすら聖母マリア(ユリア)に見えます。
お兄さんは「何でも頼んでいいよ!」と豪快に言ってくれたので、私は一番大好きな「タラコソースシシリー風」のパスタと、ポップコーンシュリンプ、さらにドリンクバーを注文。
席に着くと、お兄さんの怒涛の「北斗語り」がスタートしました。
「あの時の中チェのタイミングが〜」「初代の演出バランスが〜」と熱弁する彼。私はパスタを黙々と口に運びながら、「はぁ、凄いですね」「そうなんですか」とマシーンのように相槌を打ち続けました。
5万負けた女の胃袋に染み渡るタラコパスタ。
悲しいかな、めちゃくちゃ美味しかったです。
4. 連絡先は「我が生涯に一片の悔いなし!」
一通り話し終えて満足したお兄さん。
お会計(約1,500円)をスマートに済ませて一言。
「じゃあ、この後うちで北斗のアプリでもやりながら二次会しない?とりあえずLINE教えてよ」
キタ。下心がライトニングチャージされてる。
ここで私の脳内ケンシロウが覚醒しました。
5万負けて、サイゼ奢られて、その上連絡先まで差し出したら、今日の私は本当にただの敗北者。
プライドだけは死守せねばならない。
「あ、すみません!携帯の充電が切れちゃってて!あと、ごちそうさまでした!」
早口でそう言い残すと、お兄さんが「え、ちょっと…!」と言うのを背に、私は伝承者の如きスピードでサイゼリヤの階段を駆け下りました。
まとめ:本日の収支
- スマスロ北斗の拳:ー50,000円
- サイゼリヤ(パスタ・サイド・ドリンク):+1,500円相当(奢り)
- 見知らぬ男からのLINEブロック(未遂):プライスレス
トータル:ー48,500円(と、ちょっとの罪悪感)
連絡先を教えずに逃げたのは少し悪い気もしますが、5万負けた女の執念をナメてはいけません。パスタ分の元はきっちり取らせていただきました。
お兄さん、美味しいパスタをありがとう。
君の無想転生がいつまでも続くことを祈っています。
私は明日から、もやし生活に入ります……。